スヌーカーテーブル
ヒーター取り付け計画
<はじめに>
岡山スヌーカーハウス 馬來さんに教わった方法を元に実践しました。
テーブルヒーターの目的は?と聞かれて、それが本来の目的かどうかわかりませんが
私の解釈は以下になります。
1. 球がよく転がるようになる。
なぜかというと、クロスの湿度をコントロールできるから。
梅雨のじめじめしている時はクロスも湿気を吸って重くなります。
球も全然走りませんネ。
テーブルを暖めることにより、ある程度のクロスの湿気をコントロールできると思います。
2. 夏の冷房対策(?)
夏になると冷房をガンガンかけますね。
するとテーブルもボールも冷えます。球が冷えすぎると撞いた時、球と球があたったときの感触が変わります。
実際に英国プロの試合でレフリーにクレームを出してボールを交換するのを見ました(BBC放送で)
後で解説をしていましたが、交換した理由は冷房でボールが冷え過ぎたために、
感触がおかしくなったからだと言っていました。
テーブルを暖めることによりどれだけの効果が出るかは?ですが・・・・。
<材料>
ビニール温床線=農業で苗の育成をコントロールするためのヒーター線です。
土の中に埋めて使うものや空中に張って使うものがあります。
長さは40mや60mのもの、電源も100V用や200V用など種類が色々とあります。
上記、ビニール温床線の温度をコントロールする為のサーモスタットです。
アルミテープ(断熱)
スレートの裏にビニール温床線を貼り付けるために利用します。
<購入品一覧>
※その他に電源ケーブルやケーブル留めなど約3,000円位かかりました。
<計画&作業>
テーブルを裏から見ています(グレーの部分がスレートです)
温床線をどの様に貼るか色々考えた末の図です。
グレーがスレートで、茶が木のフレームです。
横向きのフレームとスレートの間には1cm位の隙間があるので、温床線はその間を通します。
縦のフレームにはスレートが乗っているので隙間はありません。
こんな感じで温床線を張り巡らし、アルミテープで固定しました。
※写真では温床線がテープで固定されていないところもありますが
実際には全てアルミテープで覆いました。
温床線をサーモスタットにつないで電源ON。
何事も無く通電しました。
最後にフレームの内側にサーモスタットを固定し、ケーブル類もまとめて完成!。
電源ONから約2時間でテーブル全体が温まります。
ただし、温まり具合にムラがあります。
理由としては温床線を張り巡らす間隔が一定でなかったからだと思います。
作業は約5時間ほどかかり、結構面倒くさい作業でした。
(テーブルの下で寝そべって行うために作業効率が非常に悪い!!!
おまけに気持ち悪くなる!!! )
はじめのうちは 綺麗に張るつもりでしたが段々いい加減になっていきました。
60mの温床線も購入してあるので、今回設置した40mの温床線がダメになったら
60mの温床線を綺麗に張ろうと考えています。
また、裏側を断熱シートで覆ってしまえば熱効率がよくなるかなとも考えています。
断熱素材のプラスチックパネルがホームセンターに売っていますが、
1枚5000円近くする上に5〜6枚程度必要になるのでチョット無理かな?
防災グッズでのウレタンが入っている銀色のシート、お風呂の保温シート、
同じく防災グッズの寝袋代わりに使う銀色の薄いシート等々・・・。
素材探しにホームセンター廻りが又始まりそうです。
まずは今回の作業で、どの程度効果が出てくれるのか???
これから検証していこうと思います。