第3章 <ゲーム>
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1. 解説 | |
スヌーカーは2人、又は2人以上の場合にはチームになってプレーを行う。 | |
ゲームは要約すると次のようにになる: | |
(a) それぞれのプレーヤーが同じ白いキューボールを使う。 |
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そして21個のオブジェクトボールがある。 | |
その種類と点数は15個のレッドが各1点で6個のカラーは、イエローの2点 、 | |
グリーンの3点 、ブラウンの4点、ブルーの5点、ピンクの6点とブラックの7点となる。 | |
(b) それぞれのプレーヤーの順番で得点になるストロークはレッドがテーブル上から | |
すべてなくなるまでのレッドとカラーの交互のポットと、 | |
レッドがテーブル上から全て無くなった時にカラーを点数の低い順にポットする。 | |
(c) 得点になるストロークに対して与えられたポイントがストライカーの得点に加えられる。 | |
(d) ファールのペナルティポイントが相手の得点に加えられる。 | |
(e) フレーム中にいつでも使える戦法の1つは、 | |
キューボールを他のボールの後ろに隠してオンにならないようにすること、 | |
つまり次のプレーヤーにスヌーカーを作ってしまうことである。 | |
プレーヤー(チーム)が対戦相手をリードしている点数が、テーブルに残っているボールの | |
合計点数よりも大きい場合は、リードされているプレーヤー(チーム)は、スヌーカーを作って | |
相手がファールする可能性を上げ、ファールによって自分に加点されるようにすることが | |
最も重要になる。 | |
(f) フレームの勝者(チーム)は以下の様に決定する。 | |
(@) 最も高得点をとった場合。 | |
(A) 相手がコンシード(ギブアップ)した場合 | |
(B) 第3章14-(c)、あるいは 第4章2 によって判断された場合。 | |
(g) ゲームの勝者(チーム)は以下の様に決定する。 | |
(@) 全てのフレーム、あるいは規定のフレームを先取したプレーヤー(チーム) | |
(A) 総得点を計算する必要がある場合は、各フレームの合計得点の多い方 | |
(B) 第4章2 によって判断された場合 | |
(h) マッチの勝者は、最も多いゲームを取ったプレーヤー(チーム)、 | |
または総得点制の場合は、最も多い総得点を取ったプレーヤー(チーム)になる。 |
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2. ボールのポジション | |
a) 各フレームのスタート時、キューボールはインハンドである。 | |
そしてオブジェクトボールは次のようにテーブルの上に置かれる。 | |
(@) レッド:15個のレッドはそれぞれをしっかり接触させて正三角形に組む。 | |
そのひとつの頂点はピンクボールと可能な限り近づけるが接触はさせない。 | |
またこの三角形の底辺はトップクッションと平行になるようにセットする。 | |
(A) イエロー:ボトムクッションから見て「D」の右端 | |
(B) グリーン:ボトムクッションから見て「D」の左端 | |
(C) ブラウン:ボークラインの中央 | |
(D) ブルー :センタースポット | |
(E) ピンク :ピラミッドスポット | |
(F) ブラック:ザ・スポット | |
(b) フレームが開始後、ボールインプレーの状態でも、ストライカーのリクエストにより | |
レフリーによってボールをきれいに拭いてもらうことができる。 | |
(@) ボールがスポット上に無くても、ボールマーカーを使って位置をマークした後、 |
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ボールを拭くことができる。 | |
(A) ボールの位置をマークするために使用されている器具は、 | |
そのボールが拭かれた後に戻されるまで、 | |
そのマークしているボールと同じ点数を持っていると見なされる。 | |
もしストライカー以外のプレーヤーがこの器具に触れる、もしくはこの器具を | |
動かせば、そのプレーヤーはストライカーと同様にペナルティーが与えられるが、 | |
プレーの順序に変更はない。 | |
たとえその器具が持ち上げられたとしても、レフリーは必要ならばその器具、 | |
または拭かれているボールを十分正しく元の位置に戻さなければならない。 |
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3. プレー方法 | |
プレーヤーはくじ引き又はそれに類する一般的な方法でプレーの順番を決定する。 | |
(a) ファール後に次のプレーヤーによってプレイアゲインのコールがかかり、 | |
再度撞かなければならない時以外は、フレームを通してこのプレーの順番を | |
変えることはできない。 | |
(b) ゲームを構成する複数フレームでそれぞれのフレームの最初に撞くプレーヤー | |
(またはチーム)は、最初のフレームから交替で行う。 | |
(c) キューボールがテーブルに置かれ、以下の2つのどちらかの状態で、 | |
インハンドからの最初のプレーヤーのキューのチップがキューボールに接触すると | |
フレームが開始される。 | |
(@) ストロークを行った。 | |
(A) キューボールに対して構えている | |
(d) フェアストロークであるためには、第3章12 のペナルティにて記述されているいずれも | |
起こってはならない。 | |
(e) すべてのレッドがオフザテーブル(テーブル上から無くなる)になるまでの | |
それぞれの順番の最初のストロークでは、レッド、又はレッドとしてノミネートされた | |
フリーボールのポットが得点となる。 | |
(f) | |
(@) レッドあるいはレッドとしてノミネートされたフリーボールがポットされると、 | |
同じプレーヤーは次のショットで選んだカラーをボールオンとして | |
ポットすることができる。 | |
ポットに成功するとそのカラーの得点が加算され、カラーはスポットされる。 | |
(A) レッドがすべてテーブルから無くなるまで、レッドとカラーの交互のポットで | |
ブレイクは継続し、最後のレッドのポットに続いてカラーを狙う。 | |
(B) テーブル上がカラーだけになると、第3章1-(a) に従いカラーの点数の低いほうから | |
オンボールになり、ポットしたカラーはオフザテーブルのままにしておく。 | |
そして次項の ルール-4 の場合を除いてオフザテーブルのままであり、 | |
ストライカーは次のカラーを狙う。 | |
(g) ポットまたはテーブル外へ飛び出したレッドは、そのときのファールによって | |
プレーヤーが有利になるならないに関わらずテーブル上に戻らない。 | |
ただし、例外として 第3章2-(b)-(A)、第3章9、第3章14-(f) と 第3章15 がある。 | |
(h) ストライカーが得点に失敗するか、ファウルを犯すと次のプレーヤーに順番が変わる。 | |
次のプレーヤーは、キューボールが停止した位置、またはキューボールが | |
オフザテーブルの場合にはインハンドからプレーを行う。 |
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4. フレーム及びゲームとマッチの終了 | |
(a) ブラックだけがテーブル上に残っている状態でブラックのポットまたはファールによって | |
フレームは終了する。 | |
ただし、次の条件が共に適用される場合に限りフレームは終了しない: | |
(@) 両者の得点が同じである | |
(A) 勝敗の決定が総得点制でない場合。 | |
(b) 上記(a)の2つの条件が共に成立した場合、以下に従ってプレーされる。 | |
(@) ブラックがテーブルのスポットに戻される。 | |
(A ) プレーヤーは、くじを引いて順番を決める。 | |
(B) 先にプレーをするプレーヤーはインハンドからプレーする。 | |
(C) 最初のポットあるいはファールでフレームが終了する。 |
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(c) ゲームあるいはマッチの勝敗を総得点にて決定する場合に、 | |
最終フレームの最後のストロークが完了した時点で両者の総得点が同点であると、 | |
前項(b)に従って勝敗を決定する。 |
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5. インハンドからのプレー | |
インハンドからプレーする際に、"D"のライン上又はそのラインの内側からキューボールを | |
撞かなければならないが、どの方向に撞いても良い。 | |
(a) ストライカーはキューボールを置いた位置が問題ないかレフリーに尋ねることができる。 | |
(b) ストライカーがボールを置く場所を決めている最中に、キューのチップがキューボールに | |
触っても、レフリーがストライカーがキューボール撞く動作に入っていないと判断される | |
場合は、キューボールはインプレーではない。 |
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6. 2つのボールへの同時ヒット | |
2個のレッドへの同時ヒット、又はフリーボールとボールオンへの同時ヒットの場合を除いて、 | |
2個のオブジェクトボールへ同時に当てる事はできない。 |
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7. カラーのスポット | |
ポケットに落ちた、あるいはテーブル外へ飛び出したカラーは 第3章-3-(f) によって最終的に | |
ポットされるまで、次のストロークの前にスポットに戻される。 | |
(a) レフリーが間違ってボールをスポットしても、そのミスに関してはプレーヤーには | |
責任がない。 | |
(b) 第3章3-(f)-(B) に従って順にポットしているときにレフリーが間違ってカラーを | |
スポットした場合、それに気づいた時点で、ペナルティなしでテーブルから取り除き、 | |
プレーは続行される。 | |
(c) もし、1個または複数のボールが正しくスポットされないままストロークを行った場合、 | |
以後のプレーにおいてはそれらのボールは正しくスポットされているとみなされる。 | |
ただし、テーブル上にあるべきカラーがない場合そのカラーはテーブルに戻され、 | |
その場合のペナルティは以下のとおりである。 | |
(@) 見落としが原因である場合は、気づいたときのペナルティは無し。 | |
(A) レフリーがスポットを完了する前にストライカーがプレーした場合は | |
ペナルティが科される。 | |
(d) カラーがスポットされるにあたり、そのカラーのスポットが他のボールで邪魔されている | |
場合(occupied=オキュパイド)、利用可能な最も得点の高いカラーのスポットへ置かれる。 | |
(e) 複数のカラーを同時にスポットしなければならない場合で、 | |
スポットがオキュパイドの場合には、得点の高いカラーから順にスポットする。 | |
(f) 全てのスポットがオキュパイドの場合には、そのカラーのスポットからトップクッションに | |
向かって可能な限り近い位置に置く。 | |
(g) ブラック、及びピンクの場合で全てのスポットがオキュパイドであり、 | |
さらにトップクッションとの間にも置く場所が無い場合には、 | |
センターライン上のそのボールのスポットに可能な限り近い位置に置く。 | |
(h) どのような状況においても、カラーをスポットする場合、そのカラーは他のボールに | |
接触してはならない。 | |
(i) このルールに従いカラーは手で正確な位置にスポットされなければならない。 |
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8. タッチングボール | |
(a) キューボールがオン、またはオンに指定できるボールに接した状態で静止した場合に | |
レフリーは「タッチングボール」を宣言する。 | |
このときキューボールはどのボールと接しているのか明示する。 | |
(b) タッチングボールが宣言されると、ストライカーはタッチしているオブジェクトボールを | |
動かすことなくキューボールを撞かなければならない。 | |
このタッチしているオブジェクトボールを動かすようなショットをするとプッシュストロークと | |
判定される。 | |
(c) ストライカーがタッチしているオブジェクトボールを動かさないでショットした場合、 | |
以下の場合にはペナルティではない。 | |
(@) タッチしているオブジェクトボールがボールオンの場合。 |
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(A) タッチしているオブジェクトボールをボールオンに指定できる状況で、 | |
ストライカーがボールオンと宣言した場合。 | |
(B) タッチしているオブジェクトボールをボールオンに指定できる状況で、 | |
ストライカーが別のボールオンと指定できるオブジェクトボールを宣言し、 | |
そのオブジェクトボールに最初に当たった場合。 | |
(d) ボールオンではないオブジェクトボールにタッチするかしないかのギリギリのところで | |
手球が停止した場合、ストライカーのタッチしているかどうかの質問にレフリーは | |
「Yes」か「No」で答える。 | |
ストライカーはその判定の元、プレーを続行するが、最初にボールオンの | |
オブジェクトボールに当てなければならない。 | |
(e) キューボールがボールオンとそうでないオブジェクトボール2つとタッチして停止した場合、 | |
レフリーはタッチしているオンボールを指し示す。 | |
ストライカーがオンでないボールにもタッチしているかと尋ねた場合に限って | |
オンでないボールもタッチしていることを告げることができる。 | |
(f) タッチしているオブジェクトボールがショットの瞬間に動いたとしても、それがストライカーの | |
ファールストロークに起因するもので無ければ、ファールの宣言はされない。 | |
(g) レフリーによってタッチしていないと宣言されたオブジェクトボールがストロークする前に | |
キューボールとタッチしてしまった場合、ストライカーの納得する位置に両方のボールの | |
位置を戻す。 |
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9. ポケットエッジのボール | |
(a) もしボールが別の動いているボールに当たることなくポケットに落ちたり、ストライカーの | |
ショットに関係せずにポケットに落ちた場合は、落ちたボールは元の位置に戻す。 | |
そして、それ以外の得点はカウントされる。 | |
(b) もし落ちたボールが落ちずに残っていれば、ストロークによって動いたボールが | |
当たっていた場合: | |
(@) フェアストロークの場合にはすべてのボールは元の位置に戻され同じストロークを | |
行うか、またはまったく違うストロークを行うことができる。 | |
(A) ファールストロークの場合には、ストライカーは定められたペナルティを受け、すべての | |
ボールは元の位置に戻され、次のプレーヤーはファールの後の選択ができる。 | |
(c) もしボールがポケットエッジ上でしばらくバランスをとった後にポケットに落ちた場合には | |
そのポットは有効となり、得点またはファールのペナルティの点数が加算されポケットへ | |
落ちた球は戻されない。 |
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10. ファール後のスヌーカー状態 | |
ファールの後にもしキューボールがスヌーカー状態になるとレフリーは「フリーボール」を宣言する。 | |
(スヌーカー状態=Snookeredについては 第2章-16 を参照)。 | |
(a) 次のプレーヤーがそのままプレーすることを選択した場合: |
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(@) どのカラーでもボールオンとしてノミネートすることができ、 |
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(A) ノミネートされたボールはオンボールと同等とみなされ、ポットされると、 | |
ボールオンの点数を獲得でき、ポットされたカラーは所定のスポットに戻される。 | |
(b) キューボールが以下の状態になるとファールになる。 |
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(@) キューボールが最初にノミネートしたボールに当たらなかった場合、 | |
またはノミネートしたボールとオンボールに同時に当たらなかった場合。 | |
(A) すべてのレッドまたはオンボールをノミネートボールでスヌーカード | |
(snookered)させた場合。 ただし、ピンクとブラックがテーブルの上に残っている | |
全てのオブジェクトボールである場合を除く。 | |
(c) フリーボールがポットされると、そのカラーは所定の位置にスポットされ、ボールオンの | |
点数が加算される。 | |
(d) キューボールが最初にノミネートボールに当たる、またはノミネートボールとオンボールに | |
同時に当たった後にオンボールがポットした場合にはボールオンの得点が加算され、 | |
ポットしたオブジェクトボールは戻さない。 | |
(e) ノミネートボールとオンボールが両方ともポットした場合にはボールオンの得点のみ | |
加算される。 ただしボールオンがレッドの場合にはポットした個数分加算される。 | |
ポットしたボールオンのオブジェクトボールは戻さず、ノミネートしたフリーボールのみが | |
テーブルに戻される。 | |
(f) 次のプレーヤーがプレーアゲインを宣言した場合、フリーボールの宣言は無効になる。 |
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11. ファール | |
ファールが犯された場合、レフリーは直ちに「ファール」を宣言する。 |
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(a) ストライカーがキューボールを打つ前にファールを犯した場合には、 | |
そのストライカーの順番は終わり、レフリーはペナルティを発表する。 | |
(b) ストライカーがキューでボールを打った瞬間またはその後にファールを | |
犯した場合には、ペナルティを発表する前にすべてのボールが停止するまで待つ。 | |
(c) レフリーによってファールが宣言されず、相手のプレーヤーからも次のストロークが | |
行われるまでに指摘が無かった場合にはファールは取り消される。 |
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(d) オフザテーブルになったカラーを正しいスポットに戻す場合以外、 | |
間違ったスポットに置かれたカラーはそのままにしておく。 | |
(e) ファールが宣言されるまでのブレイクの得点は認められるが、 | |
ファールが宣言されたストローク中のすべてのポットは得点として認められない。 | |
(f) 次のストロークはキューボールの停止した位置、またはキューボールが | |
オフザテーブルの場合にはインハンドから始まる。 | |
(g) もし複数のファールが同じストロークで犯された場合は、 | |
最も高い点数のペナルティが科せられる。 | |
(h) ファールを犯したプレーヤーは次の処置を受ける。 |
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(@) 次項の ルール12 で定められた、罰則を受ける。 |
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さらに | |
(A) 次のプレーヤーによって求められるなら、次のストロークを続けて | |
プレーしなければならない(プレーアゲイン)。 |
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12. ペナルティ | |
ファールは次に挙げる(a)〜(d)に示す4点以上のペナルティの点数が相手に与えられる。 | |
(a) オンボールの点数(最低4点) |
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(@) 1回のストロークで2回以上キューボールを撞く。 |
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(A) キューボールを撞くときに両足が床から離れている。 |
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(B) プレーの順番を間違える。 |
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(C) オープニングブレイクを含めインハンドからのプレーを不適切に撞く。 |
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(D) キューボールがオブジェクトボール全てをはずす。 |
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(E) キューボールをポケットに入れる。 |
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(F) フリーボールでスヌーカーをかける。 |
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(G) ジャンプショットを行う。 |
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(H) 認められていないキューを使う。 |
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(I) 第3章17-(e) で禁止されているパートナーとの相談。 |
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(b) オンボールの点数またはそのファールに関係したボールの高いほうの点数。 |
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(@) いずれかのボールがまだ動いているときに撞く。 |
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(A) レフリーがカラーをスポットする前に撞く。 |
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(B) オンでないボールをポケットに落とす。 |
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(C) キューボールが最初にオンでないボールにあたる。 |
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(D) プッシュストロークを行う。 |
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(E) ストローク中、キューボール以外のインプレーのボールにキューのチップが当たる | |
(F) キューボールをオフザテーブルにする。 |
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(c) 2個のレッドまたはフリーボールとオンボールへのキューボールの同時ヒットの場合以外、 | |
2個のボールにキューボールが同時にヒットした場合には、オンボールまたは高い方の | |
ボールの点数。 | |
(d) 以下の場合7ポイントのペナルティが科せられる。 |
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(@) 目的の如何によらずオフザテーブルのボールを使う。 |
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(A) さまざまな距離を測るために物を使う。 |
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(B) レッドまたはフリーボールに続いてレッドをプレーする。 |
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(C) 一度フレームが開始された後に、白以外のボールをキューボールとして使う。 |
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(D) レフリーが要請したにもかかわらず、どのボールをオンボールとするか | |
宣言しなかった場合。 | |
(E) レッド、またはレッドとしてノミネートしたフリーボールをポットした後、 | |
次にプレーするカラーをノミネートする前にファールを犯した場合。 |
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13. プレー アゲイン | |
ひとたびプレーヤーが相手プレーヤーにファール後のプレーアゲインを要請するとこの要請は | |
撤回することはできない。相手プレーヤーはプレーアゲインを要請されると次の権利を得る。 | |
(a) 以下に挙げる2つの選択の変更を行う。 |
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(@) ストロークの選択。 |
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(A) 当てようとするオンボールの選択。 |
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(b) ポットしたボールの得点を得る。 |
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14. ファール アンド ミス | |
ストライカーは、最善を尽くしてボールオンのオブジェクトボールに当てる努力をしなければ | |
ならない。このルールが侵害されたとレフリーが判断した場合には「ファールアンドミス」を | |
宣言するが、テーブル上にブラックのみが残っている場合と、ボールオンのオブジェクトボールに | |
当てることが完全に不可能と判断される場合はこの限りではない。 | |
後者の場合、障害となるボールに当たるとしても、ストライカーがオンボールの方向に | |
(直接または間接的に)向かって、かつオンボールに当たる(レフリーが認める)十分な強さで | |
プレーすれば、ストライカーはオンボールに当てようとしているとみなされる。 | |
(a) ファールアンドミスが宣言されると、次のプレーヤーは相手プレーヤーにその位置から | |
もう一度続けてプレーするよう要請するか、またはキューボールを元の位置に戻して | |
もう一度プレーするように要請することができ、後者の場合、オンボールは最後の | |
ストロークの前と同じ位置に戻される。 | |
この元の位置に戻されるオンボールとは: | |
(@)レッドがオンボールだった場合には全てレッド。 | |
(A)全てのレッドがオフザテーブルであった場合、オンとなるカラー。 | |
(B)レッドがポットされた後のカラーがオンボールだった場合は、 | |
ファール後のストライカーの選択によるカラー。 |
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(b) 少なくとも一つのオンボールの一部への障害の無い直線路があるときに、ストライカーが | |
オンボールに最初に当てることができなかった場合、レフリーはファールアンドミスを | |
宣言するが、そのストロークの前またはそのストロークの結果としてどちらかの | |
プレーヤーがスヌーカーを必要とする場合、及びレフリーがそのミスは意図的ではないと | |
認めた場合はこの限りではない。 | |
(c) 前項(b) に従ってミスが宣言された後、キューボールから、オンであった、または | |
オンとなりえたボールに対する、中心へのフルボールコンタクトとなるような障害の無い | |
直線路があった場合(レッドの場合、フルボールとはカラーによって隠されていない | |
レッドの正面のことである。)、 | |
(@)続いて同じ位置からストロークしてオンボールに最初にあてることができなかった | |
場合、得点差にかかわらずファールアンドミスが宣言される。 | |
(A)元の位置からもう一度プレーするよう要請されたとき、ストライカーは3回目の | |
失敗はそのフレームが相手の勝利になるとレフリーに警告される。 | |
(d) このルールに従ってキューボールが元の位置に戻されたとき、キューボールから | |
オンボールまたはオンとなりうるボールへの障害の無い直線路があり、ストライカーが | |
ストロークの準備中にキューボールを含むいずれかのボールでファールをしたとき、 | |
ストロークが開始していなければミスは宣言されない。この場合適宜ペナルティが科され | |
(@)次のプレーヤーは自分自身でストロークするか、相手にその位置からもう一度 | |
プレーするよう要請するか、 |
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(A)またはレフリーに全ての動いたボールを元の位置に戻し相手にそこからプレー | |
させるように要請することができ、 | |
(B)前記の状況が連続するミス宣言において発生した場合、相手のフレーム勝利への | |
ミスコールのカウント回数は有効なままである。 | |
(e) 他の全てのミスはレフリーの判断によって宣言される。 | |
(f) ミスがあり、次のプレーヤーによってキューボールを元の位置に戻すよう要請があった後、 | |
散らばったオブジェクトボールはその配置のままであるが、それによってミスを犯した | |
プレーヤーの利益となるまたは利益となりえるとレフリーがみなした場合はその限り | |
ではない。後者の場合、いずれかまたは全ての散らばったボールはレフリーの判断で元の | |
位置に戻され、また、いずれの場合でも不正にオフザテーブルとなったカラーは適宜スポット | |
されるか、元の位置に戻される。 | |
(g) ミスの後ボールが元の位置に戻されるとき、両プレーヤーはそのボールの位置について | |
意見を求められ、その後レフリーが最終判断を下す。 | |
(h) そのような意見を述べているときにもしどちらかのプレーヤーがインプレーのボールに | |
触れた場合、そのプレーヤーはストライカーと同様にペナルティが科されるが、 | |
プレーの順番に影響はない。触れたボールは、それが持ち上げられた場合でも、 | |
レフリーの判断によって必要であれば元の位置に戻される。 | |
(i) 次のプレーヤーは元の位置からプレーをするよう要請する状況において、キューボール | |
外のボールを元の位置に戻す意思があるかをレフリーに尋ねることができ、 | |
レフリーはその意思を述べなければならない。 | |
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15. ストライカー以外が動かしたボール | |
ボールが、静止していようと動いていようと、ストライカー以外の人に動かされた場合には、 | |
ペナルティなしでそのボールがあった場所または最終的にそこへ行ったであろうという場所に | |
レフリーによって置かれる。 | |
(a) この規則は、観客(フォーハンドのパートナー以外)などの他の外的要因により、 | |
ストライカーがボールに触れてしまった場合にも適用される。 | |
(b) レフリーがボールを動かしてしまった場合にもストライカーにはペナルティは科せられない。 | |
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16. スティルメイト(こう着状態) | |
レフリーが現在の状況がスティルメイトである、またはスティルメイトの状態になりつつあると | |
判断した場合、プレーヤーに対して、そのフレームを最初からやり直すように申し出る。 | |
しかし、プレーヤーが反対する場合には、両プレーヤーがそれぞれあと3回のストロークを | |
行うことを許可する。 | |
それぞれ3回のストロークが終了しても、状態に変化が無い場合には、そのフレームの得点を | |
無効にし、そのフレームを次項に従い最初から始める。 |
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(a) 同じプレーヤーが再度オープニングストロークを行う。 |
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(b) プレーヤーの順番も同じまま再開される。 |
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17. フォーハンド スヌーカー | |
(a) 4人で行われるゲームでそれぞれのチームが交互にフレームを開始し、 | |
各チームの競技の順番は開始時に決定してその順番はフレームが終了するまで | |
変更してはならない。 | |
(b) フレームの開始時に各チームはプレーヤーの順番を変更してもよい。 |
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(c) ファールがあってプレーアゲインの要求があった場合、 | |
ファールを犯したプレーヤーがもう一度プレーし、本来の順番が守られる。 | |
(d) フレームが引き分けだった場合には 第3章3-4 が適用される。 | |
ブラックをスポットに置き、最初にストロークするチームはどちらのプレーヤーから | |
始めるか選択できる。 | |
以降はそのフレームのプレーヤーの順番で行わなければならない。 | |
(e) パートナー同士はプレー中に相談してもよいが、次項の状態にある場合は禁止される。 | |
(@) パートナーがテーブルでプレー中の場合。 |
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(A) パートナーが最初のストローク以降ブレイクが終了するまでの間。 |
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18. 補助器具の使用 | |
テーブルで使用できる全ての器具の配置及び除去は、ストライカーの責任で行われる。 | |
(a) ストライカーは、自分のものであると借りたものであるとに関わらず(ただしレフリーから | |
借りたものを除く)、レストやエクステンションなどを含む全てのテーブルに持参した | |
補助器具に対して責任を有し、その補助器具を自ら使用して犯すあらゆるファールによって | |
ペナルティを科される。 | |
(b) レフリーなどの第三者がテーブルに用意している通常の補助器具に関してストライカーに | |
責任はない。 もしこの補助器具に欠陥があり、そしてそれによってストライカーがボールに | |
触れてしまってもファウルは宣言されない。 レフリーは、もし必要であるなら、前述の | |
ルール15 に従いボールを元の位置に置きなおすことができる。また、ストライカーが | |
ブレイク中であれば、ペナルティ無しで継続することができる。 | |
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19. 解釈 | |
(a) これらのルールと定義を通じて、男性を意味する語句はそのまま等しく女性を意味する | |
語句に当てはまる。 | |
(b) 状況によっては、身体のハンディキャップのある人々のために、これらのルールを調整する | |
ことができる。 | |
典型的な例として: | |
(@) 第3章12-(a)-(A) は、車椅子のプレーヤーには当てはまらない。 |
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(A) プレーヤーがボールの色の識別が不可能な場合、 | |
レフリーがプレーヤーにボールの色を教えなければならない。 | |
(c) 親睦のゲームのようにレフリーがいない場合、相手側がこれらのルールに則する | |
レフリーであるとみなされる。 | |
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